リバランス=(ポートフォリオを)再度均衡を保つ

リバランス【rebalance】というのは、金融用語では「ポートフォリオを一定の比率に保つ為の売買」という意味です。金融以外でも、例えば健康関係でもリバランスという言葉を使うようです(詳しくないので割愛)。

でこの金融業界でのリバランス、「balance=釣り合う、均衡」という言葉に「re=再び」という接頭語的なものが付いてます。balance=均衡を取る=一定に保つという意味に「re」が付くことで、再度均衡を保つという意味になる訳ですね。

他に「re=再び」というのが付く言葉は、readjustとかremakeとかがあります。あっと、Twitterリツイート【RT】も、再度ツイートするという意味ですね。

ちなみにこのリバランスという行為、インデックス投資の世界では一般的に、必要不可欠だと言われています。しかし、鵜呑みにしてはいけません。リバランスのために保有資産を売却すれば、利益に税金が課せられるので、確実に元本が減ってしまいます。バイアンドホールドを続ける限り(つまり含み益の段階)では、税金はかかりません。

リバランスは必要ない

要するに、リバランスすることに囚われて、毎年のように資産の売買を続けていれば、確実に資産が税金に蝕まれていくのです。どうしてもリバランスをするのであれば、新規投資でポートフォリオの調整を行うべきであり、購入済みの資産は基本的に売るべきではないのです。

※唯一、例外を挙げるとすれば、税金のかからない確定拠出年金の口座内でのリバランスです。